毎年春になると雑草が生えてきて
あ〜除草作業めんどくせ〜
って思っている人、たくさんいると思います。おまけに
見苦しいったらありゃしない。
毎年この季節になると雑草達にウンザリさせられています。
しかも除草作業って会社が休みの日にしかできない。せっかくの休日なのに、この除草作業よって1日が潰れることがよくあります。
だったら庭なんていらねぇーじゃん!
て思うでしょ!これはこれで正しい選択なんだけど、
庭って癒しの空間にしたいじゃん!
まあ、正確に言うと癒しの空間になるように頑張って庭造りをする必要があるんですけどね。
癒しの空間にするには当然雑草対策が必要になるんですけど、手間暇かけたくないというのが本音。だってめんどくせ〜し。
とはいえ防草シートなんかで庭を覆いたくはないので、とりあえず私なりに考えた方法が、
雑草が生えてくる前に下草で土を覆ってしまおう!
って作戦です。
雑草が生えるよりも先に別の植物たちで庭を覆ってしまえば良いじゃん!
て安易に考えてみました。ヽ(* ̄∇ ̄)ノ
これが実現できれば、手間もかからない理想なお庭になるのでまさに一石二鳥でございます。
では早速始めてみましょうか。
下草で雑草対策開始
目次
クリーピングタイムで雑草対策開始
まずはグランドカバーの王道であるクリーピングタイムで雑草対策を試みることにしてみました。成長が早いと言われているクリーピングタイムなだけに期待が高まるところではあります。
しかし、残念ながら
そのクリーピングタイムは確かに他の植物と比較しても圧倒的なスピードで成長していきますが、雑草の成長スピードの方がさらにその上を行くレベルであり、クリーピングタイムを植えた年は見事に雑草達に囲まれてしまいました。
それに植えた年のクリーピングタイムは1㎡ぐらいしか広がらなかった。そんなものなのか?
そのため、いくらクリーピングタイムといえは最初の年は雑草対策としての効果はほとんどなかった。
クリーピングタイムが群がっているところでも容赦なくスギナが生えてきていたし、何より期待していたほど成長も早くなかったところが残念だった。
しか〜し、
2年目にもなると1年目よりはるかに元気に育つ姿が見られるようになる。
ウヒョ〜ヽ(* ̄∇ ̄)ノ
ようやく根付いてくれたようだ。
クリーピングタイムもようやく本領を発揮し始めたようで、一部では雑草を抑制している場所もあるほど急速に成長を始めてくれた。
やはりグランドカバーとしてはかなり強力な植物だということがここにきて実感できるようになる。このまま頑張って雑草を排除してほしいところだ。
隣に植えたフッキソウも飲み込みそうな勢いで現在も成長している。
ヒューケラで雑草対策開始
日陰にも強く、冬でも枯れない
ということから、雑草対策用としてあちこちに植えてた。背丈もそれなりになるようで、きっと雑草を目立ちにくくさせてくれるに違いないと期待して購入。
しかしながら植えた年は勢いよく成長する姿が全くなかった。
おーい、どうしたヒューケラ〜( ´・∀・`)チクショウ~
植えた年は雑草対策として力不足もいいところだった。むしろ枯れてしまうのではないかと思ったぐらいだ。実際に枯れたヒューケラも何体かいるしね。
生き残っているヒューケラも2年目の春先では下の写真のような有様になっている状態。
雑草にボロ負け中のヒューケラ。ダメだこりゃ!!
つまりヘルプ要ですね!!
ということで雑草を除去することに。周りにスギナがいるけど、とりあえず今日はここまで。ヒューケラには是非頑張ってほしいところだ。
そして一週間が経ったらこの通り、隙間からスギナが生えている。
スギナ強すぎ。強すぎるぞぉ。
そしてゴールデンウィークにもなるとスギナまみれになる。ただヒューケラにも異変が
急に成長してきたぞ!!╭( ・ㅂ・)و ̑̑
ようやくヒューケラも1年目には見せなかった成長を見せ始め、サイズが大きくなってもスギナに押しつぶされることはなさそうなくらいまで成長し始めた。
最近ではスギナ相手に健闘している模様。
ん!?それは少し褒めすぎか。
とりあえずスギナは見苦しいことこの上ないので一掃しておこう。
だいぶすっきりした。しかしこうやってみてみるとヒューケラは本当に1年目よりは随分成長した。このまま勢いよくサイズを大きくしてくれたら雑草対策用植物として期待できるかもしれない。
ヒメツルニチソウで雑草対策開始
クリーピングタイムと並んでグランドカバーとして雑草対策になると思い庭に植えてみた。しかも春には花を咲かせてくれる模様。
雑草対策にもなって、しかも花も楽しめならまさに一石二鳥のすばらしいグランドカバーになると勝手に期待しているところ。
ただし、植えた年は残念ながら花を咲かせてくれなかった。また、グランドカバーとして土全体を覆うほどの成長は見られず、隙間からスギナ等の雑草が生えまくってしまうという有様だった。
そして植えてから2年目の春現在の様子を見てみても
生えてる。生えてるよ雑草が。全然生えてるよ。
全く雑草対策になっとらんやんけ!!
もっと密集するまで待つしかないか。
ハツユキカズラで雑草対策開始
色が白くて可愛らしい下草であることから、雑草対策用として我が家の庭に着陸した。
成長はさほど早くない上、間延びすると若干見苦しくなるので、見た目を機にする人は剪定が必要。
ただ、剪定を前提にしてしまうと、面積が広い箇所での下草として利用するには時間がかかるかもしれない。
植えてから2年目春の状況は以下の通り。
仲良く雑草と横並びで生えている。
ハツユキカズラは雑草対策としてはやはり力不足感は否めない。こいつも密集して植える必要があるのかもしれない。
ただ5月になるとハツユキガズラも勢いよく成長を始めたではないか。
もしかしたら今後に大きく期待できるかもしれない。
ベロニカオックスフォードブルーで雑草対策
春に花を咲かせる下草として対雑草撃退用として我が家に採用。
妻のお気に入りということもあって日当たりの良い場所に植えている。
しかし冬になると色付きが悪くなるので、見る人によっては雑草と変わらないのではないか?と感じる人もいるかもしれない。
やっぱり他の植物と同じで、1年目ははっきり言って成長がなかった。半日陰の日当たりの悪い場所に植えていたってのも原因かもしれないけど。
ただこのまま枯れてしまっても困るので、夏の終わり頃に日当たりの良い場所に移し替えてみた。
その後の春現在の様子を見てみよう。
(-ω-;)ウーン。今にも枯れそうだ。
花も少しだけ咲いてはいるが、全体的に色も悪く弱々しい。運良く雑草に侵食されてはいないが、今にも枯れそうな感じだ。
そして、ゴールデンウィーク明け頃には
完全に枯れてしまった。
どうやら我が家にはうまく根付けなかったようだ。また別の機会にチャレンジしよう。
タマリュウで雑草対策
和を演習するには欠かせない下草ですね。当然我が家にも存在します。しかも強力な植物で簡単には枯れないし、我が家ではゆっくり広がってくれるので手間も今のところかかっていない。密集率も良いので、雑草を力強く撃退してくれている。
ツルニチソウで雑草対策
葉の色が綺麗&どんどん伸びて雑草対策に大きく貢献してくれそうという勝手な期待から、我が家の庭に採用してみた。
しかし、ツルニチソウは成長も早いが密集して成長するわけではないようで、雑草対策としては力不足感は否めない。どちらかというと観賞用として鉢に植えて垂れ下がらせて楽しむ植物なのかもしれない。
セラスチュームで雑草対策
色々なサイトで花畑になるような写真が見受けられる下草。
グランドカバーとしても使えそうだったので、我が家の庭にも植えてみた。
しかしどういうわけか、昨年は全然成長してくれず花も一切咲かせてくれなかった。このまま枯れてしまうのではないかと思ってしまうほど弱々しい状態。
一応冬も越せたようなので、今後の雑草対策として期待したい。
5月に入ると勢いを増して花が咲いていた。しかもどういうわけか色々な場所から新芽が出てきていてちょっとビックリ。
風で種が撒かれたのか分からないが、グランドカバーとして期待に応えてくれそうな予感がする。雑草の生える隙間を早く埋めるぐらい成長してほしい。
セダムで雑草対策
なかなかの密集率で雑草対策としては昨年は貢献してくれた。しかし我が家のセダムは成長があまりにも遅い。一年で幅10センチぐらいしか広がらなかったので、広い土地を覆いかぶせるつもりで購入しないほうが良いかもしれない。むしろ石の隙間といった場所限定での雑草対策として植えたほうが良いかもしれない。
5月に入ると成長が加速してきた。背丈も10㎝ぐらいはあるだろうか。密集して成長しているので雑草も合間を縫って生えてくる様子もない。セダムが成長している部分であれば雑草を抑制できるかもしれない。このまま真夏でもこの状態が続くことを期待する。
リシマキアで雑草対策
写真は4月下旬の状態。既にスギナと格闘している。植えたばかりなので面積はまだ狭い状態。綺麗にグランドカバーとして広がって欲しいところだ。
下草は庭を彩る上で最適な植物たち
色々な下草を植えてみてわかったことは、理想の庭造りには絶対に必要な植物達なんだということ。
だって下草はグランドカバーとして広い面積を簡単に綺麗に覆い被せてくれて、それでいて季節に合わせた花を咲かせてくれたりもするからね。
そして通年を通して緑がある下草もあることで、冬でも殺伐としがちな庭を綺麗に彩ることもできるようにもなる。さらに日陰でも育つ種もある。
以上の点を踏まえると、下草は理想の庭作りをする上で最高の選択肢かもしれない。
その他の植物での雑草対策
ここで紹介した植物以外にも、雑草対策として活用している植物がたくさんあるので是非参考にしてみて下さい。