宿根草で彩る理想の庭造りに挑戦！！ついでに雑草対策も

宿根草は一度庭に植えておけば毎年同じ場所から芽を出し、そして花を咲かせてくれる嬉しい植物だ。さほど手間もかからないため、楽してお庭を彩るにはオススメの植物たちである。

我が家では、毎年芽を出してくれる植物ならきっと雑草対策としても有効であるに違いないと思い、庭のあちらこちらに植えている。ここではそんな宿根草が雑草抑制としてどれだけ活躍できているか、そして宿根草達がどう育っているのかを月日を追って紹介していこうと思う。

これからお庭に色々な植物を植えて、雑草抑制しながら理想のお庭を作ろうと考えている方達の参考になれば幸いです。

我が家の庭で育つ宿根草

我が家の庭に植えてある宿根草達の成長を記録するので、参考にしてみてほしい。

ビオラ・ラブラドリカ

春になって可愛らしく花を咲かせてくれる。初春を楽しませてくれる嬉しい花だ。背丈も低いので草花の感覚で庭を彩ってくれる。我が家では昨年植えて今年も芽を出してくれた。とりあえず植えておけば毎年花を咲かせてくれそうだ。写真は植えてから２年春の様子。

横に大きく広がることもなく、背丈もないためスギナに埋もれてしまうこと必須だ。残念ながら雑草抑制としては少々力不足は否めない。５月になると花を落として葉っぱだけになる。

イエイオン：ジェシーで雑草対策

花ニラとも呼ばれるだけあって、葉が本当にニラのようになっている。ビオラ同様に昨年植えて今年も芽を出し花を咲かせてくれた。花はビオラよりも数週間早く咲いていた。手間もかからないのでお勧めできる。ただ雑草対策用のグランドカバーとしては力不足は否めない。勢いよく広がっていくタイプではなさそうだ。写真は植えてから２年目春の様子だ。

４月下旬になると花を落としてしまい、ニラだけになるぞ。やはり雑草対策には向かない感じだ。スギナに囲まれていたので、スギナを除去したところ写真ような感じになっていた。

リクニスで雑草対策

こいつはでかくなる。しかも成長が早く、冬でも写真の通り葉や茎モサモサしている。当然すき間から雑草が生えてくることはなく、力強く根付いてくれている。ただ昨年の我が家のリクニスは、茎が間延びして花が咲いていたためあまり美しくなかった。今年は綺麗に咲いて欲しい。

４月下旬になるとさらに背を高くしてくれている。そのおかげもあってスギナに押されている様子はない。リクニスは雑草対策として大きく活躍してくれそうだ。

アスチルベで雑草対策

購入後、庭に植えて速攻で枯れたアスチルベ。植えた年なんてそんなもんなのかもしれいない。しかし無事冬越しして芽を出してくれた。今年は頑張って成長してほしい。写真は植えてから２年春時点のもの。背丈が出てこれば雑草対策として役に立つかもしれない。

アジュガで雑草対策

さすが落葉するだけあって落葉後は色が悪くなるのがこの植物の欠点だ。だが春以降の雑草相手に貢献できるのであれば少々色が悪くても我慢すべし。写真は植えてから２年目春の状態。新芽が少しづつ出てきたところだ。

４月下旬になると綺麗な花を咲かせ始めてくれる。ただし、背丈がないせいか周りのスギナに押されかけている。もっと密集して咲いてくれないと雑草抑制にはならなさそうだ。

が〜〜しかし、それ以上にスギナが目立つ存在になってるやんけ！！

ガウラ　シスキューピンクで雑草対策

半日陰でも大丈夫で１メートルまで成長する宿根草として我が家に植えた。梅雨時期前ぐらいに花を咲かせてくれるようだ。これからの成長に期待したい。

スーパーアリッサムで雑草対策

植えたその年でポットサイズから直径２０㎝ぐらいのサイズにまで広がってくれた。ただ秋頃になると花が散って枯れてしまう。そしてその枯れた枝が見苦しかったので根元から剪定した。その後は新芽が出てくるか心配していたが、見事に春になって新芽が出てきたので一安心したのだ。なんとか冬越しできたようで昨年と同様に大きく広がって雑草対策として早く活躍してほしいと思う。

サルビアで雑草対策

１年目は花を咲かせずにすぐに枯れてしまい、雑草対策どころではなかった。この年の秋頃に枝が枯れてしまったので根元まで思い切って剪定したのだ。枯れたかなと思っていたが、２年目春から新芽が少しづつ生えてきている感じで無事に地中で生きていたようだ。ただし、この時期は非常に葉も小さく雑草対策としては役に立ちそうもない。