家作りは夫婦共同の一大プロジェクトであり楽しいものにしていかなければならない。喧嘩になってしまわないよう、私が気を付けた点が幾つかある。その一つにキッチン周りの検討がある。
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キッチン周りの仕様に男が口を挟んではいけない。
これは鉄則だ。男が毎日キッチンを使用する場合は、この考えは全く当てはまらないので読み飛ばしてほしい。
逆に妻に料理を少しでも期待しているのであれば、この鉄則を必ず守る必要がある。これを守らないと後から面倒な事になることは間違いない。
良い仕事をして貰いたいなら、主に使用する人に自由に検討してもらうこと。
別にキッチンに限った話では無いが、主にその場所を使用する人が検討すべきであり、外野が口出しする事ではない。
考えてもみれば直ぐにわかる話であろう。主に使う人が楽しいと思える場所でなければ、良い仕事が出来るわけがない。そのため、横で口出しして出来上がった妥協の産物であるキッチンを喜んで使ってくれる人なんて恐らくこの世に存在しないだろう。しかも一度設置したキッチンの仕様を変更することは簡単ではない。そのため今後何十年と使用していくことになるキッチンに不満が最初からある状態にしてしまうと、使いにくいことを理由に良い仕事が出来なくなるうえ、何かある度に、「当時あなたがそうしなさいといったからでしょ!」なんて会話になってしまったら、もはや後の祭りになる事は間違いないだろう。
そのため使う人が使いやすいようにするためにも口出しは無用である。
とはいえ、もちろん限界もある。
あーしたい、こーしたいという要望は際限なく出てくる可能性もあるので歯止めは当然必要になる。全てを受け入れてしまうと金額も跳ね上がる事は間違いない。幸いうちの妻はその辺は自分自身でしっかりと歯止めがあったようで、無理のない仕様を選んでくれた。正直私にもう少し経済力があれば、選ぶものも変わってきたのかなぁ〜とか思うと、少しだけ申し訳ない気持ちになってしまった。
そうでない場合は、意見を取り敢えず受け入れて、「予算オーバーだねぇ〜どうしよう」を永遠と繰り返す戦いにして行くしかない。あくまで全体予算について話し合い、キッチン部分の予算には直接的に触れないことだ。あくまで自分から削減させなければ意味がない。他に削れるところがあればそれで解決に至ることになるのでお互いハッピーで終了となるが、もしきりがない場合は、お金がないから今は家作りを諦めようと言ってみるのも一つの手だ。もしそれで「そうだね」と返答がきたら、恐らくキッチンについて妥協出来ない拘りがあるのだろうと腹をくくるしかない。今そんな胸中にいる人は是非頑張ってほしいし、キッチンを使用する側の人も下手に妥協しないようにしてほしい。後から後悔しても取り返しがつかないからだ。
まとめ
今回はキッチンを例に上げたが、どの部屋でも同じことが言える。家作りは関係者全員が夢を持っているだけに、意見の衝突も多い。しかしながら、家事に関わる部分については主に担当する方の意見を最優先にするべきであって、外野が口出しできる世界ではないことを肝に銘じておこう。キッチンはまさにそれにあたり、家事の中でも一番大変な場所に当たるだけに、ここで挙げた鉄則を必ず守って家作りに臨んでほしい。それが出来ないなら自分も積極的に家事に参加するべきである。
どうでも良い内容を最後まで読んでくれてありがとう。
その他の家作りの注意点
私が経験して学んだ家作りの注意点を以下のカテゴリでまとめているので、これから家を建てようと考えている方達は是非参考にしてみてほしい。