私の家ははオール電化ではない。当然ガスも使っている。オール電化にすれば割引率が上がり得をするといった契約ができるが、私達はあえてオール電化を選ばなかった。
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オール電化のリスク
オール電化を選ばなかった最大の理由は、
電気だけに依存する生活にはリスクがあるから。
私が考えたリスクを説明しようと思う。オール電化にするべきか悩んでいる人は是非参考にしてほしい。
- ガス代がなくなりオール電化割引によって得になるという話が信用できない。なぜならこの話は電力会社の謳い文句であり、実際に単純比較ができない以上、一般人には検証できないから。それに将来電気代が上がるかもしれない。後悔しても家なんて一度建てたら人生を全うするまで使い続ける人が99%なので、途中でガスを導入するなどの変更が非常に困難になる。
- 停電時はどうにもならない。何もできなくなる時点で論外。
- エコキュートなどの貯水タンクに貯めておかないと使用できないとかありえない。故障したらどうなる?なんでもそうだが、シンプルが一番壊れない。いろんなシステムを経由するだけで稼働率は下がる。システム屋からしてみればこれ常識。また設置スペースの確保が必要で土間コンクリート代もかかる。初期投資が高い上、本当にガスより安いとしても元を取るのに何年かかるんだ?
- タンクって清潔なのか?一説には風呂のお湯が臭いとかいう話もある。だいたい使用時に一度貯めていたお湯しか使えない時点で新鮮な水じゃないじゃん。
以上のことから、
わざわざ高い初期投資をしてまで、コストに見合う仕事をしてくれるの疑問があった。むしろ値段が上がり品質を下げる選択肢なんじゃないか?
と思ったのでオール電化を却下した。
使用するエネルギーの選択肢は常に複数持っておくことが重要
すべてのことに対して言える話ではあるが、常に複数の選択肢を持っておくことが重要だ。だいたい電気だけにして不満が出たらどうするんだ?震災時が良い例だ。それに電気かガスかなんて意識して蛇口をひねってる人なんてほんとんどいないわけだから、始めから選択肢を減らして家を建てる必要はない。生活する上で使い勝手なんて変わらなし、金額も対して変わらないんだから始めから両方導入しておけば問題にはならない。
それに最近ではガスから電気が作れるとかいう話があるぐらいだ。電力自由化の話なんてここ最近で、数年前ではありない話だった。こういったことも時代の流れであるため、家を建てる時は一時の流行で選択せずに、複数の選択肢が取れるように建てるよう心掛けるべきである。
オール電化を悩んでいるのであれば、絶対にやめたほうが良い。オール電化は将来へ選択肢を減らし、リスクを増やすこと間違いなしだ。
その他の家作りの注意点
私が経験して学んだ家作りの注意点を以下のカテゴリでまとめているので、これから家を建てようと考えている方達は是非参考にしてみてほしい。