都内近郊より田舎に家を建てよう!田舎に住むメリデメ。

私は都内近郊よりも田舎に家を建てることを決意した。そして今現在は1時間30分という時間をかけて都内まで通勤している。

普通に考えたら少しでも勤務地に近い所に住みたいと思うのは当たり前で、皆がそういった結論を出して行動していると思う。

しかし私はあえて田舎暮らしを選択した。そして今はこの選択に非常に満足している。

このブログは田舎を選択したことで良かった点と努力が必要になった点をそれぞれ私の視点で紹介しようとおもう。

これから住宅購入するにあたり、都内近郊か田舎にするか迷っている人がいればこのブログを読んで参考にして頂ければと思います。特に子育て世代の方達には参考になると思います。

目次

田舎に住んで良かった点

良い点:駅近くに家を建てることができる。

都内近郊は、土地が高すぎて駅近くの土地購入は一般サラリーマンでは非常にハードルが高い。そのため坪庭程度の土地で3階建てを建てるという選択肢や、駅から遠い土地を選択するという方法もあるが私はそういった選択をしなかった。

まず坪庭程度の3階建てを選択しなかった理由としては、この生活スタイルは老後を全く考えていない生活スタイルと感じたからだ。いつまでも階段を元気に登れるわけもなく、まして足の骨でも折ろうものなら、たちまち不便な生活を強いられることは必至となること間違いない。世の中はバリアフリー化で進む中、あえて逆光している生活スタイルと思っている。

さらに産まれた子供が居る場合に、何処に行くにも階段を経由しなければいけなくなる。抱っこしながら階段をいちいち経由しなければいけないそんな生活はおそらく私には無理だろう。子育ては平屋でも大変だからだ。

特にこの3階建て生活スタイルは最近ではテレビで紹介されていることも多く、一見おしゃれな生活スタイルにも見えるが、五体満足が前提となっている生活スタイルと考えたため、この選択を私はしなかった。

次に駅から遠くなる土地を選択しなかった理由についてだが、毎日最寄りの駅まで通勤することを考えると、自転車やバスでの通勤は正直ありえない選択肢だと私は思っていたからだ。

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自転車通勤の場合、毎日晴れていれば良いが雨の日は別の交通網を使用したり、カッパを着用するなどひと手間発生する。しかも駐輪場も混み合っていればそれだけでストレスになる。

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バス通勤も同様で、雨が降れば利用客が増えることで遅延が発生しやすくなるし、そういう日に限って渋滞もするもんだからその度に遅刻したり、いつもより早く家を出たりと色々な意味で憂鬱になりそうだと思っていたからだ。

駅まで徒歩県内ならば天候に左右されることはほとんどないが、自転車やバスともなると、色々な外的要因を受けることは間違いないので私はこの選択を取らなかった。

良い点:何処に出かけるにも渋滞が少ない

若い頃都内近郊に住んでいたが、とにかく渋滞が多い。駐車場を出て5分も走るとすぐに渋滞にハマってしまう。どこに出かけるにしてもまずは渋滞からスタートする。そんな生活に少しウンザリしていた。

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それに比べ田舎は最高だ。渋滞していないし、都市計画なんかで新しく作っている町は道路も広く、歩道もしっかりしていたりする。

渋滞が少ないだけでストレスがたまらない。

良い点:通勤電車で座ることができる

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これは都内へので電車通勤者にとってとても重要になる要素だ。90%の人は電車で座れず寿司詰め状態の中で通勤している。しかしながら始発駅がある田舎に住めば間違いなく座りながらの通勤が可能になる。中途半端に都内に近いと30分以上も立ちっぱなしで通勤することになってしまう。ならいっそうの事、田舎に住む道を選び45分座っていられる通勤を選択したほうが私は楽になると考えている。たった一駅違うだけでこの命運を分けることになるので、通勤を少しでも楽にしたいと考えているならば、都内の近くに住むという考えは捨てたほうが良いかもしれない。残り何十年と通勤電車を利用するなら座れる選択肢をとっても良いと個人的には思う。

また座って通勤できるようになると、その時間を使って色々なことができるようになる。例えばゆっくり本を読んだり、時には寝てみたりと時間を有効に活用できるようになる。これが数十年続くことを考えれば田舎暮らしの選択を検討しても良いと思えるはずだ。

良い点:田舎は待機児童が少ない

子育ては世代にとってこれはとても重要項目だ。昨今では待機児童が問題となって社会復帰が出来ないママさんが沢山いることがニュースで取り沙汰されている。都内は保育所を作る土地が無いにも関わらず人口が多いためそんな悪循環が生まれているのだと想像する。

また保育所の建設計画が上がろうものなら、すぐさま近隣住民からの反対活動により阻止されてしまうなど話題に絶えることが無い。都内でのこの状況はしばらく続くことが予想できる。

勤務地近くを選択して住宅購入をしたにも関わらず、働けない状態になってしまっては本末転倒だ。

特に共働き前提で家のローンを組んでいる人は、子供が待機児童になってしまうとたちまち家計が火の車になる可能性がある。保育所に入れないことで人生設計を大きく見直す必要が出るケースもあることを踏まえると、都内で住宅購入+子育ては非常にハードルが高いと生活スタイルと思われる。

それに比べて田舎は待機児童が少ない。ゼロの所もあるぐらいだ。子育て世代にとって、この利点はとても大きい。少しでもリスクを下げたければ田舎を選択するべきだ。

良い点:ベビーカー論争も関係ない

最近はでは地下鉄の利用にベビーカーはそのまま載せて良いのか、折畳まなければいけないのか等、色々な論争があり都内を賑わせているが、田舎にはほとんど関係のない話だ。むしろ周りの方の親切すら伺える。

田舎は基本的に車で移動することが多いため、ベビーカーで電車に乗ることが少ない。仮に電車を利用しても、日中ならばすし詰め状態になることはない。(通勤時間帯はすし詰めだけどね)

つまりベビーカー論争も対岸の火事というわけだ。

メリットは大体こんなところだろう。次は田舎に住んだことで努力が必要になった点についても記載しようと思う。

努力が必要になった点:早起きが必要になった。

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私は9時就業開始だが、毎朝5時30分に起きている。家を出る時間は朝7時だ。都内近郊に住んでいた頃は朝7時30分に起きても9時就業に間に合った。(厳密に言うと、この当時は子供がいなかったのでその時間でも大丈夫だった)その頃と比べると2時間近くも早く起きているということになる。

睡眠は日々の生活リズムを整える意味で非常に重要と考えているため、睡眠時間を削ることはあまり良い傾向ではないと考えている。私の感覚では少なくとも6時間は睡眠を取れるように工夫しておかないと、後々体にガタがくるような気がするので、睡眠が確保できなくなるような選択は避けたほうが良いだろう。

私も早起きする分、早寝を心がけるようにすることで睡眠時間をキープするようにしている。

努力が必要になった点:家族といる時間の捻出

通勤時間が延びた分だけ、家にいる時間が短くなるという現実がある。特に子供が小さいうちはできるだけ一緒にいてあげたい気持ちもあるし、仮に高校生になったって夕飯は一緒に食べてその日の出来事について話をしてみたいと思っている。30分で通勤できる環境から1時間30分かかる環境に変わってしまうと、2時間も時間をロストすることになってしまうので、よく検討するべき内容だろう。

私は通勤時間が延びたことで仕事の効率を意識するようになり、なるべく定時に帰れるように頑張っている。しかしながらこの辺りの裁量は、自分の都合だけでコントロールできる部分ではないため、何がどう解決できるのかは一概に言えないところがもどかしい部分でもある。日々工夫しながらやって行く他ないところだろう。

まとめ

土地購入は決意と覚悟が必要だ。私のように田舎に住むという決断も結構勇気がいることだと思う。実際私もそうだったから。

土地購入はタイミングが重要ではあるが、焦らずじっくり腰を据えて考えてみることをお勧めする。

田舎はいいゾォ〜

その他の家作りの流れや考え方について

家作りをする上での心構えについて、私になり整理した内容を以下のカテゴリ内にまとめている。これから家を建てようと検討している方達は是非参考にして頂ければと思う。

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