冬にエアコンと加湿器なんて不要! ストーブ1つで冬越しできる家

冬になるとエアコンをつけ、乾燥すれば加湿器との合わせ技という方も多いのでは無いだろうか。わたしも一昨年まではそんな感じで冬越しをしていた。

しかし高機密高断熱の家を立て、昔から憧れていたストーブを導入したら、二度とエアコンの暖房なんて使う気がなくなる程快適になったので紹介しようと思う。エアコンの風や音、乾燥にウンザリしている人は絶対に参考になる情報なので是非読んで欲しい。

目次

暖かい + 加湿 + 静か + 餅が焼ける

ストーブを導入すると表題の通り良いことだらけになること間違い無しだ。その理由を順に説明していこう。

暖かい

我が家はストーブ一台で家の中全てを補える程暖かくなる。二階も含めて大体建坪30程度の家ではあるが、これ一台で十分暖かくなる。二階は吹き抜けを通じて勝手に暖かくなり、カーテンを閉めるればむしろ暑いぐらいまでの室温になる。しかもエアコンとは違い、部屋中をジンワリと芯から暖かくしてくれるのでとても快適だ。

対してエアコンは温風による付け焼き刃的な暖め方なので快適とは程遠い。風が当たるのも気になるところだ。家全体を暖めることも不可能に近い。しかも床が冷たいままだ。

加湿できる

灯油は燃焼することで水蒸気が出るので加湿器が必要無い。窓を完全に締め切ってしまうとたまに 結露が発生する程の威力だ。加湿器を購入したが無駄な買い物になってしまった。数万円の損失だ。

結露が気になる人は窓の開け閉めでコントロールしたり、家中の扉全てを開けて家中の部屋すべてを暖めるように工夫すれば、結露はコントロールできるようになる。わたしの家でもそうしている。

対してエアコンは加湿どころか乾燥機として動いているようなものなので、直ぐに部屋が乾燥してしまう。インフルエンザを呼び寄せているようなものである。喉も渇くし非健康極まりない。

とても静か

これがまた静かで素晴らしい。音なんて一切無い。火がゆらゆら揺れているだけなので無音で部屋全体が暖かくなる。快適すぎるぞこのストーブは。

対してエアコンはうるさすぎて話にならない。温風を出しているのでゴーゴーと台風でも来ているのかと思うほどうるさい。

しかも温風により埃が巻き上がり乾燥までするもんだから、そりゃあ風邪も引くわけだ。最低な暖房器具だ。

餅が焼ける

正月にストーブの上で餅を焼いて食べることができる。家族親戚一同でノンビリ正月を迎える雰囲気をかもし出すには最適な暖房器具と言える。

そして当然焼けるのは餅だけではない。肉じゃがやシチューだってできる。取り敢えず煮込み系はストーブでユックリ煮込むという楽しみ方ができる。正に食欲まで満たしてくれる素晴らしい暖房器具である。

対してエアコンは何も食欲が湧かない。餅も焼けないし喉が乾くだけの最低な暖房器具だ。

灯油代はエアコンの電気代より安い

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もちろんストーブの種類や使う時間に寄って大きく変わる部分なので一概には言えないところはあるが、我が家ではエアコン代がそのまま灯油代すべてを賄える結果となっている。

エアコンを使用していた時期の電気代が月2万円越えだったのに対して、灯油代は1万円程度。電気代は7千円程まで下がったので、エアコンを止めてストーブにしたことで大体3千円程度のコストが浮く結果となった。その他、加湿器などの設備投資も不要になるので経済的であることは間違い無い。

停電時にも使える

仮に停電してもストーブなら電気を必要としないので問題ない。しかも火が付いているのでそれなりに灯りもとれる。真冬に停電しても暖をとることができるため災害時にも強い。非常用としても使えるので持っておいても損はない。

対してエアコンは非常時には動かないときた。電気ありきなので停電したら一発アウトだ。

ストーブの値段も決して高くない。

わたしが使用していストーブも2万円ぐらいだった記憶がある。トヨトミ製でKS-67のブラック色だ。本来は白しかないが、ホームセンターで黒色が売られていたので購入した。

購入時は火事の危険性があるのではと思い悩みもしたが、日本製だし、直接布をストーブの上にでも被せない限りは家事になる事はないだろうとの判断から購入に踏み切った。

結果的に予測をはるかに上回る快適生活を実現することができた。こんなに快適になることが初めから分かっていたら、エアコンと加湿器で過ごす冬を直ぐにでも抜け出していたのにと思う。

コストも抑えながら快適な冬を室内で過ごせるようになるので、エアコンが嫌いな人は是非導入を検討してみると良い。

子供がいる家はストーブガードを使おう

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我が家には産まれて間もない子供がいることもあり、ストーブガードを導入した。これがあれば取り敢えずは安心だ。しっかりと重みがあり、しかもストーブを置くことでそれを重みにすることができる棒も付属している。つかまり立ちができる程度の子供が捕まっても簡単には移動できないようになっているのでその辺は心配しなくても大丈夫だ。

ただし、つかまり立ちしてしばらく放置していると、ストーブの熱さで顔を真っ赤にしてしまうので直ぐに助けてあげたほうが良い。

まとめ

これから住宅購入を考えている人は、ストーブが機能するように高機密高断熱の家をオススメしたい。また、二階との吹き抜けをがあれば尚良いと考えている。

我が家はその両方を満たしていることもあり、このストーブ一つで二階を含めた家全体を暖めることを可能となり、エアコンを一度も使うことなく冬越しができるようになった。

これから住宅購入を検討している方達はストーブが使えるような家作りも視野に入れて検討してみて欲しいと思う。エアコンと比べてはるかに快適な冬を過ごせるようになるからだ。ストーブは間違いなく人間に優しい暖房器具である。

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