木造の家を建てるときに気になる白蟻問題。どこの建築業者も白蟻に対して様々な対策を施して建ててくれる。今時、白蟻対策の無い注文住宅はおそらくないだろう。
私は白蟻を見たことがなかった。それもそのはずで、白蟻は太陽光に弱いようで常に光が当たらない地中にいるからだ。
そんな私が家を建ててから庭で白蟻をイキナリ目撃したもんだから驚いたのも無理はない。原因は庭に撒いた青森ヒバのバークチップと結論付けた。
その時に色々と調べまくって、自分なりの見解を見出したので書き出してみようと思う。
もし庭にバークチップを撒こうと考えている人がいるなら絶対にやめたほうが良いのでこのブログを参考に考え直してみてほしい。
目次
白蟻は木材ならなんでも食べる
『青森ヒバは白蟻を寄せ付けない』は
絶対にウソ!
白蟻について様々な研究が進んでいるとおもうが、私は白蟻は木材なら結局なんでも食べる昆虫だと結論付けた。その理由に白蟻を寄せ付けないと言われている青森ヒバに白蟻が群がっているところをこの目で発見したからだ。しかも1箇所どころではない。発見した箇所だけで計3カ所も見つかった。
雑草対策用として庭に撒いた青森ヒバ
雑草対策用として、私が庭にバークチップを撒こうと考えて選択した木材が青森ヒバだ。理由は簡単だ。
- 白蟻を寄せ付けない
- 香りが良い。その香りに虫を殺傷する力がある
どのホームページにも書いてある謳い文句だ。特に白蟻を寄せ付けないということが私に青森ヒバを選択させた大きな理由だ。実際に建築業者の中でも、青森ヒバのチップを床下に撒いて白蟻対策をしている業者もあるぐらいだ。これらの情報が私を安心させ、冬に大量の青森ヒバを購入して庭に撒く木材として選択させてくれた。撒いた後は確かに匂いも良いよく、気分をリラックスさせてくれ効果があるというのもうなずける。雨が降ればとてもいい香りが漂うのも事実で正直かなり満足していた。値段もそれなりだが…。
春先の草むしりで発見した白蟻
スギナはバークチップが撒いてあっても、わずかな隙間からでも生えてくる最強の雑草。その除草作業中にまさに白蟻を発見してしまったのだ。
最初はなんか白い昆虫がいるなぁ〜なんて呑気に見ていたが、
もしやこの昆虫は白蟻か?
とイキナリ頭をよぎったので早速調べてみると、やはり白蟻だということが発覚した。
マジかよ!
青森ヒバに白蟻は付かないんじゃなかったのか?
もはや後の祭り。この後丸二日かけて庭に撒いた青森ヒバのバークチップを一掃した事は想像に容易いと思う。結局その一掃作業中に計3カ所の白蟻軍団を発見する事になった。
白蟻について私の見解はこうだ
上述した内容の経験をしたことで、自分なりに白蟻についての見解を導き出したので書き記そうと思う。もし庭で白蟻を発見してしまった人は参考にして貰えばと思う。
- 白蟻は青森ヒバでも群がる。色々な科学的根拠で大丈夫だと言われも、百聞は一見に如かず。群がっている姿をこの眼で数ヶ所見てしまった以上、信用出来ない。
- 木材を直接土の上に置いてはいけない。白蟻はどんな木材でも食すので、これは鉄則。バークチップなんて論外。寄せ植え用の鉢も木材で土の上に置くことも同様の考えだ。とにかく土の上に木材が触れないようにすること。白蟻は生きるためならコンクリートをも突き破るという説もあるので尚の事。
- 庭木の支柱も同様。木材である以上、1年以上は使用しない。白蟻は生きている木は食べないようで、支柱も1年なら大丈夫と私は結論付けた。この辺は個人の感覚になるので、できれば支柱は木材でないほうが良いと考える。
- 白蟻は何処にでもいる。そのため餌になりそうなものは庭には絶対に置かないこと。白蟻は6月頃に移動するようなので、特にその季節には細心の注意をはらうこと。
以上のことを今後我が家では守っていくことにした。
まとめ
白蟻を自分の庭で見つけてしまった時の衝撃は計り知れないものがある。これを読んでいる人の中にも、私と同様の思いをした人がいるかもしれない。白蟻は木材があればたとえ青森ヒバであっても必ず寄ってくると考えておいたほうが良い。バークッチップや枕木なんでもっての外で、この知識を持っていれば庭に不要な木材を土の上に置こうなんて思わなくなるはずだ。白蟻はどこにでもいるようなので、用心しておくに越したことはない。白蟻が好みそうなものは極力家の周りに置かないほうが賢明だろう。
もし白蟻が発生した場合は、害虫駆除なら!【ムシプロテック】のようなプロの業者に依頼したほうが良いだろう。
他の害虫について
自宅や庭で発生する他の害虫についても私なりの見解をまとめたブログがあるので是非参考にしてみてほしい。