子供が勉強嫌いになるのは親のせい?

目次

はじめに

こどもが勉強嫌いになるのは親のせい?

実は私自身、勉強嫌いでした。

勉強がまったくできなくて、小学校高学年になるころの成績では、5段階評価で

  • 体育=3
  • 音楽、算数、国語=1
  • 上記以外=2

という、すさまじく悪い成績になっていた時期がありました。

いまさらながらに、よくこの成績から国立大学まで進学できたなと今でも思います。

当時は自分自身、本当に勉強が嫌いで、どんなにやらされても全く頭に入ってこなかった記憶があります。

だが今になって思えば、それは親の教育に問題があったなと分析しています。

現在は自分も父親になり、これから子育てをやっていくうえで、当時自分が全く勉強ができなかった理由を分析して、子育てに役立ててみたいと思います。

勉強ができないのは親のせい?

はい!絶対そうです。

少なくとも小学生までは100%親のせいだと言い切れます。

なぜなら、子供の好き嫌いは親の教育次第でどうとでも変わるからです。

子育ては一種のマネジメントです。

どうやったら、子供が勉強好きになってくれるのか?

この目標に向かって、親はどうやって子供をマネジメントしてくのか?

これができる能力のある親とそうでない親との差で、子供の学力を大きく左右する結果になります。

最近では、子供の学力は親の年収に比例すると言われていますよね。

確かに、塾に通うことや家庭教師を雇える金があるとないとでは、学力を向上させるための環境づくりに差が出てくるのは当然です。

 

それでは、学力を向上させる環境を作り出せるお金があれば、それだけで勉強ができるようになるのでしょうか?

私は100%違うと言い切れます。

だって、貧乏人でも東大に入学できる子供もたくさんいますし、何より、私自身が保育園のころから塾に通い、家庭教師がいたにも関わらず、勉強ができませんでしたからね。

 

ようはこの年収が高いという言葉の背景には、親の子育てに対するマネジメント能力があると私は考えています。

年収が高い人は人を動かせる能力がある人が多く、例えば会社の社長や重役なんかですね。

もちろん個人事業主もいると思います。

こういう人たちは、当然マネジメントに優れている傾向があり、人を動かせる能力に長けている人が多いのです。

そのため、

親の年収が高い=親のマネジメント能力が高い=子供をマネジメントできる=子供が勉強嫌いにならないように教育できる

と言う流れなわけですね。

教育熱心な親ほど子供は勉強をしなくなる

厳密に言うと、しっかりマネジメントできる教育ならば問題ありません。

むしろ、勉強ができないことを叱るやり方を非難します。

私の親は、教育熱心でした。

いまでもハッキリ覚えていますが、私が保育園だったころ小学1年生の算数の問題を夕飯前にやらされ、当然解き方を教えて貰っているわけではないので答えが出せません。

でも回答ができないことで怒られてしまい、結局夕飯も冷めてから食べることになりました。

どんな問題だったかというと、とても簡単です。

リンゴが5個、ミカンが3個。どちらがどれだけ多いでしょうか?

という問題です。

私は2個と答えましたが、

ちが~う!

と親に怒鳴られ、2時間ずっと考えさせられました。

 

正解は簡単ですよね。

リンゴの方がミカンより2個多い!

が正解です。

これを小学生に上がる前の保育園児に、いきなり回答できますでしょうか?

中にはできる子もいると思いますが、それはしっかりと教育ができているからであって、いきなり回答できる保育園児はほとんどいないと思います。

この出来事は、30年以上経った今でもハッキリと鮮明に覚えています。

もうこの頃から、私は既に勉強が大嫌いでした。

生まれて5・6年で勉強が嫌いになっているんですよ!

そりゃぁ、成績もすさまじく悪い結果になるのは当たり前でしょう。

宿題をやらないのは親のせい

まだあります。

私は学校の宿題をいつもやらない、ダメダメ小学生でした。

なんでやらないかって?

簡単ですよ。

親が良くわからないテキストを買ってきて、それを毎晩やらされてるわけですから。

当然、宿題なんてやっている時間がありません。

毎日4科目。

国語。算数、理科、社会です。

しかも教えて貰うわけではなく、いきなり解きなさいと・・・

ありえなくね?

解けるわけね~じゃん!

だって、初めて見る問題なんだもん。

馬鹿じゃねーの?

そして、回答できないとまた怒られる・・・

 

そして極めつけは、学校の先生が、

『○○君(私の事)はいつも宿題をやってこない』

と先生から面談で言われたらしく、

その後、親から引っ叩かれるハメに・・・

 

挙句の果てには

あんたは努力が足りない!!

とまで言われました。

いまでこそ、

はあ!?

と言えますが、当時小学生だった私はしょんべんちびってました。

もうこのころになると、勉強嫌いを通り越して、なんで自分は勉強できないんだろうって真剣に考えるだけの小学生になってしまっていました。

私はこんな可哀そうな小学生でした。(自分で言うな!!)

子供は自由に遊ばせないと、勉強嫌いは加速する

私の友人たちは勉強ができる人が本当に多かったです。

私の成績とは裏腹にオール5とまではいかないにしても、それに近しい成績と取っている友達が多かったです。

良く、その友達の家に行ってはファミコンをやりまくってました。

正直、羨ましかったですね。

友達は親の前でも堂々とファミコンがやれるのに、うちのファミコンは押入れの中。

やらせてくれないなら、なぜ買ってくれたんだ?

厳密に言うと夏休みや冬休みはやらせてくれたけど、私がファミコンやってると段々と親の機嫌が悪くなっていくのが手に取るように分かりました。

ちなみに勉強ができる友達は特にファミコンをやることに制限をされていなかったようです。

勉強も親からガミガミ言われていないと言っていました。

 

まだあります。

テレビも禁止でした。

見せてくれませんでした。

これも正確に言うと少し違っていて、その日の勉強が終われば見せてもらえたのですが、親が買ってきたよくわからんテキストをこなすにのに毎日3時間ぐらい掛っていました。

そのため、見たいアニメが始まる時間は勉強をやらされていたので、勉強が終わる頃にはアニメはとっくに終わっているわけです。

だから見せてもらえなかったに等しいですね。

小学校では、前日のアニメやバラエティの話で友達同士が盛り上がっていても、私はそれに参加できませんでした。

こんなんだから、勉強がさらに嫌いになるわけです。

自分の子供は自由に育てたい

やりたいことやらせてあげたいですね。

自分の親の教育を反面教師にして、自由奔放に育てたいと思います。

勉強は優しく教えてあげたいし、できないなら、別にできなくても良いと思います。

私も勉強できませんでしたからね。

でも、今は普通に働いていますし、社会に出てからは勉強ができなかったことで苦労したことはないです。

必要なことは社会に出てからでも勉強できますし。

だから、自分は絶対に子供が勉強できなくても怒らない親になりたいと思います。

 

ふ~~、でも実際はどうなんだろう。

父ちゃん頑張ります!!

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