家作りの注意点:住宅ローンは固定金利より変動金利?

住宅ローンを組むときに必ず悩む問題としてあるのが、固定金利を選ぶのか、それとも変動金利を選ぶのかといった問題があります。

誰でも悩みますよね。

私はミックスにしましたが、正直失敗したなぁって感じています。勉強不足でした。

結果論からなので、今更どう評価してもしょうがないんですけど、今現在閃いている支払い方法に気付いていれば、間違いなく住宅ローンを契約するときにその支払い方法を選択したに違いないと思っています。

それを順を追って説明したいと思います。

まず私が考えるベースとなる住宅ローンは

変動金利

でしょ!

理由は簡単です。

どう考えても、今の日本の景気が良くなるイメージができないから!

です。

そして、

最低10年間は固定金利で借りたつもりで、変動金利との差額分を繰上げ返済に当てていく支払い方法をするべき

と考えます。

これは実際に自分が繰上げ返済したときに閃きました。

げ!意外と繰上げ返済って効果ある!!

まあ、私の場合は時既に遅しですけどね。

目次

日本は成熟社会

日本が発展途上で、他国を追い付け追い越せモードならば景気は上がっていくでしょうが、現在の日本は残念ながら成熟社会です。

おまけに人口も減るとか言われています。

こんな世の中で景気が良くなる要素を見つけ出せるでしょうか?

私のような一般サラリーマンには無理です。サラリーマンの平均年収が右肩下がりなのに、どうして景気が良くなるのでしょうか?

これが見出せる人ならば固定金利を選択すべきでしょう。その方が精神的にも安心ですしね。

消費税増税すら結局のところ延期になりました。しかもこれが2度目。

この点を踏まえると、日本の経済はまだまだ地盤が緩いんだと考えます。

仮にイノベーションが起きて景気が上向きになるとしても、それが数年後に発生し、突如バブルになるとは考えにくいです。

大手企業の不祥事も1つや2つではありませんよね。それだけ大手企業も利益を出しにくい状況なんでしょう。

こんな状況で景気が上向くとは正直思えません。素人意見ですが。

少額でも繰上げ返済返済による利息の軽減効果は大きい

景気が上向かないといっても35年後はさすがにわかりません。正直なところ変動金利で本当に大丈夫なの?て思う人も多いと思います。

なので私がお勧めする案は、

35年変動金利で住宅ローンを組み、固定金利で借りたつもりでその差額を最低でも10年間繰上げ返済する

案です。

これをお勧めする根拠を説明します。

まず今後10年間で、劇的に景気が良くなる事は非常に考え難いです。変動金利が現在の固定金利レベルまで上がる事は正直ないと思って良いでしょう。

アベノミクスが始まった当初は株価もうなぎ昇りで、これからは金利が上がると騒がれましたが、結局のところ頓挫しました。変動金利も0.01パーセントも上がりませんでした。

オリンピックもありますが一時的な経済効果しかないでしょうね。

さて、話を戻して仮に月々1万円程度の繰上げ返済であっても最初の10年間繰上げ返済を続ければ、結構な金額(利息)を減らすことが出来ます。

これは各金融機関のサイトで用意してあるシミュレーションを使って計算してみるば分かって頂けるはずです。

特に借り始めたばかりの繰上げ返済はかなり有効です。同じ金額の繰上げ返済でも、残高が多いときにした方が当然利息の軽減に有効です。

なので固定金利で借りたつもりで、繰上げ返済をしていきましょう。

この方法を最低10年間続ければ、仮に10年後に金利が上がったとしても、固定金利で借りるよりかなりの金額を返済できている状況を作り出すことが出来ます。

なので少々金利が上がったぐらいでは、始めから固定金利で借りているよりも残金が大きく減っていることになるので

多少の金利上昇であれば全く問題ない

と言えるでしょう。それに10年後の変動金利が、現在の固定金利を上回る事はまず無いと私は考えます。

まとめ

まあ、あくまで素人意見なので、参考程度に留めて頂ければと思います。

ちなみ余談ですが、住宅ローンを借りる金融機関はランキングサイトなんて信用しないほうが良いですよ。自分でしっかり比較して決定しましょう。

また比較するなら利用実績が豊富の住宅本舗【住宅ローン】複数の金融機関に一括審査申し込み を利用してみるのも一つの手ですね。

自分にあった返済方法を頑張って探してみてください。

その他の家作りの注意点

私が経験して学んだ家作りの注意点を以下のカテゴリでまとめているので、これから家を建てようと考えている方達は是非参考にしてみてほしい。

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